大型動物・ほ乳類・クジラ輸送のトクタク

　ある新聞に載っていました。鯨を水族館に輸送する際、あまりの震動に結局死んでしまったと・・。まさに、大型哺乳類は震動に弱くある意味「精密機械」以上です。
　エアーサスを搭載しているトクタクのトレーラーだったら大丈夫！　鯨をはじめ大型動物を元気に運びます。

　キノシタサーカスのキリン（マサイ君）を名古屋から岡山まで輸送しました。
　コンテナの屋根が機械で上下できるような専用のコンテナにキリンを入れて輸送しました。
走行時は箱を下げて歩道橋などに当たらないように。そのときキリンは正座のように座ってもらいます。１時間程走行したら広い場所で停車し、箱をあげてキリンを立ち上がらせ、エサを与えたり休ませてあげるようにしました。

キリンの身長ではそのまま運ぶことができません

マサイ君のために作られた、伸縮可能コンテナ

　動物と同様に運搬に気を遣う樹木。この時輸送した松・サルスベリは樹齢がなんと400年。
枝振りがよく植木職人の親方は「これほどの物は二度と見れないだろう」と絶賛していました。
そんな貴重なものを小枝一つ折れないように慎重に運びました。（島根美術館にあります）
　

幅3500、30トンの石材を岐阜の山中から名古屋市徳川園へ輸送しました。